この一週間で状況は大きく変わりました。
危機的な状況の中、恐れや不安に押しつぶされないよう、こんな時だからこそ自分の内側に意識を向ける。
不要不急の外出を極力避け人と会うこともままならぬ中、沢山の瞑想をしています。
瞑想の方法は静かに座るだけではありません。
ハミングしたりダンスしたり、アロマのオイルを使ったり。笑いの瞑想や、感情を表現する瞑想などなど・・・。
瞑想だからと深刻にならなくても大丈夫。
楽しんでいいのです。
最近ではチベット密教のマスター、アティーシャの瞑想を知りました。
アティーシャの瞑想についてインドの神秘家OSHOの言葉より記します。
OSHO
アティーシャは言うー慈悲深くありなさい
それがこの方法だ。
注意して聴きなさい。
これはもっともすばらしい方法のひとつだ。
それは、息を吸うときに、
世界中の人びとのすべての惨めさを吸い込んでいると思うことだ。
すべての暗黒性、すべての否定性、すべての地獄ー
それはどこにでもあるーをあなたは吸い込んでいる。
それをあなたの胸にしみ込ませなさい。
西洋のいわゆる「ポジティブ・シンキングの人びと」について、読んだり聞いたりしたことがあるだろう。
彼らは正反対のことを言う。
彼らは、自分たちが何を言っているのかわからないのだ。
「息を吐くときに、不幸や否定性のすべてを放出する。
そして息を吸うときに、喜び、肯定性、幸福、快活さなどを吸い込むのだ」
と彼らは言う。
アティーシャの技法は、ちょうどどの反対だー
アティーシャの技法はー息を吸うときに、過去、現在、未来にわたる人類の惨めさや苦しみを吸い込みなさい。
そして息を吐くときには、自分の喜び、至福、祝福のすべてを吐き出すのだ。
息を吐きながら、自分自身を世界の中に注ぎ込みなさい。
これは慈愛の技法だ。
苦しみすべてを吸い込んで、祝福すべて注ぎだしてあげなさい。
するとあなたは驚くだろう。
自分の内側に世界の苦しみすべてを受け入れた瞬間、苦しみはもはや苦しみではなくなる。
ハートが、即座にエネルギーを変容するのだ。
ハートは変容する力だ。
惨めさを吸い込みなさい。
そうすれば、それは至福に変わる・・・そうなったら、
その至福を外に出してあげなさい。
惨めさを感じているなら、それを瞑想にするがいい
西洋の文化、ポジティブシンキングの教えに慣れ親しんでいる私たちにとって、この瞑想を試すのは勇気がいることかもしれません。
でもね、心配するようなネガティブな引き寄せは起こらないよ。
ハートは変容する力。
惨めさも、悲しさも、喜びや、至福に変容される
アティーシャの瞑想
ほんの一息からでもお試ししてみてね
ハートからの愛をあなたへ
ありがとう
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